AVIOTの「TE-D01gv」がお風呂で全力で使っていたら壊れた。(電源をOFFにしてケースにしまっても電源がONになったり、どんなに充電しても電池無しアナウンスが鳴り続ける)
半年もたずに壊れてしまいましましたが、IPX7で想定されていない使い方をしているのでメーカーに一切の責任はありません。
半年もてば・・・とは思ってたので、そこまで持たなかったのは残念ですがこればかり仕方ない。
仕方ないので、代わりになるイヤホンを買ってきました。
「TE-D01gv」がタップ操作じゃない事がお風呂用にかなりよかったので、今回もボタン操作の物で対象商品を捜索。
あまり時間がたってないので、新しい商品はないかなと思ってましたが、たまたま先月?発売された商品があり、あまり何も考えずにそちらを購入。
全く知らないブランドでしたが、こちらがそれ。
うーん。
一応日本製のようですが、新興メーカーだし中身はもしかすると・・・?
ということで、まったくもって音質には期待せずに、とりあえず半年お風呂で使えればいいやと適当な感覚で買ってきてしまいました。
が、ちょっとイイ感じに裏切られました。
とりあえず、お風呂では使いますが、少なくともシャンプーの際には外そうかな。
直前に買ったのがB&Oの「H95」なのでちょっと耳が肥えてそうなものの、そんな贔屓めな耳具合を突破してきた感じがします。
もちろん「H95」を超えたり、匹敵するわけではありませんが・・・直近買った無線イヤホン2機種とは一線を画す音質だと思います。
「TE-D01gv」とは同価格帯なので、音質も同程度かとお思ってましたが全く違いました。
欠点を上げるなら…
”低音にボーカル埋もれる時がある”、”がっつりな高音は痛い”て感じでしょうか。
音量上げてボカロ曲を聞くような場合、ミクさんのサ行は凶器。(H95はそのへんお上手)
また、無音時に妙なノイズがするので嫌な人はきついかも。大きな音ではありませんが「キキーン、キキーン、~」と鳴るので、まるで聴覚検査を受けてるような気になります。
スペック的には「N6 sports」を「TE-D01gv」と比べると、ANC機能は持ってませんが、それ以外はおおむね同程度。
aptX Adaptiveには対応していて、かつ「ゲーミングモード」というaptX AdaptiveやaptX LLに頼らない低遅延に特化した機能を持っているらしい。
また「TE-D01gv」は外音取り込みを有効にすると音楽の再生を停止しますが、「N6 sports」はそのまま再生が続けられます。
なので、「TE-D01gv」の外音取り込みは”一時利用”が目的なのに対し、「N6 sports」は”常用”っぽいですね。
ノイズ等々も「TE-D01gv」と比べると全然ましで、オンで使っても大丈夫かもってレベルです。
ただ、外音を上手く取り込めているかと言われると、そうでもないです。
イヤホンを付けたまま、別のスピーカーから会話音声を鳴らしてもうまく聞きとれませんでした。
外音取り込みと同時に、溝を設けて密閉しない作りの低遮音イヤーチップが付属しているので、場合によってはこちらもいいかもしれません。
自分の場合、耳に合わず一般的なイヤーチップを使ってますが…。
通常のイヤーチップでイヤホンの操作をすると、耳を空気で圧迫して痛い場合があるのですが、低遮音イヤーチップだとそれがなくストレスなく使えると思う。
最後に、折角なのでミリシタで「ゲーミングモード」をやってみましたが、案外行けます。
と言ってもやっぱりタップ音ありでプレイするのは不可能だとは思いますが、タップ音なしの人は結構使える機能だと思います。
aptX adaptiveやLLに対応していない機種でも、かなり低遅延かと思います。
「ZenFone 5Z」でタイミング調整をしてみた感じ以下の通り。
調整 0:本体スピーカ
調整 6:aptX接続(ゲーミングモード オン)
調整13:aptX接続(ゲーミングモード オフ)
※ちゃんと見てなかったので、もしかしたらaptX HDだったかも。
「ROG phone 2」
調整 0:本体スピーカ
調整 4:aptX adaptive 接続(ゲーミングモード オン)
調整 5:aptX adaptive 接続(ゲーミングモード オフ)
慣れてないからか、調整ずれてるのか若干の違和感があるものの、概ねこんな設定でいい感じにプレイできました。
やっぱり、イヤホンだと「ROG phone 2」では遅延が多めですね。
※aptX adaptiveの仕様を誤解していた。
音質優先の場合、送信側がaptX HDに対応していると、aptX HDで繋がるのだと思ってましたがそうではないようですね。
受信側が「aptX adaptive, aptX対応」、送信側が「aptX HD,aptX対応」という組み合わせだと、aptXでしか繋がらないのですね。
例えば、「ZenFone 5Z」に接続する場合、B&W「PX7」は「aptX Adaptive,aptX HD,aptX,AAC,SBC対応」なので、”aptX HD”で繋がりますが、MTI「NUARL N6 sports」は「aptX Adaptive,aptX,AAC,SBC対応」なので、”aptX”で繋がります。
当たり前と言えば当たり前のことかもしれませんが、ずっと勘違いしていました・・・
B&O「H95」は仕様上書いてないものの”aptX HD”に対応している模様。
ついでに、たまには有線イヤホンでも、とおもむろに一つ買ってきました。
某声優さんが広告塔になっていたそうで、それだけの理由で購入するブランドを選択。
なので、いい評価をしたかったのですが、残念ながら使う機会はないかも。手放そうかな。
買ってきたのはこちら。
Dongguan Yutai Electrics
「QoA Vesper 紫」
お店に行くまでは、同ブランドの上位機種を買うつもりでいたので、まずは以下の製品を視聴。
スマホ直差しでの試聴なので、ある程度は仕方ないですが「この値段でこれかー」と感じてしまいました。
もともと、ダイナミック型の音が好きなので、BA採用イヤホンは嫌いというハンデがありますが・・・
BAってこんなにモコモコした音出すんだっけ、という感じです。
どこか良い部分があるかなと探りましたが、手応えなし。
自分の聞かないジャンル(カントリーとか)だとありかもしれない?
なので、買うのは下位モデルに切り替えて、こちらは視聴せずお買い上げ。
家で諸々試してみましたが、こちらも感想は変わらずです。
唯一良いのは、耳へのおさまりは異常に相性が良かったです。
これだけは、持ってるイヤホントータルで、一番良いと言えます。
というわけで、よほどのことがない限りもうBA採用のイヤホンは買わないと心に刻みました。
多分BAのせいじゃないけど。