aquos sense4 x Beoplay H95 x ミリシタという歪な組み合わせ

おもむろにスマホが買いたくなるこの季節・・・
「Xperia 5 II」でも買うかな?と思ったのですが、SDM865系のスマホを買うには完全にタイミングを逸している気がしてしまい見送りました。
どうせならSDM888が出はじめたらハイエンドに買い替えようかなと思いつつも、スマホを買うことは我慢できず、今回はお安めの機種の買い増しを決行。
ハイエンドのスマホを買う代わりに、ちょっとイイ感じのヘッドホンがあったので、うっかりそちらをお買い上げ。

それぞれこんなんの買ってみました。

・aquos sense4 (SIMフリー版)
鴻海のスマホ。
果たしてどこ製なのかよく判らなくなりつつあるシャープブランド、果たして今後どうなってくのか気になるところです。
日本製とはいったい、という気持ちは一旦置いておいて・・・
とりあえずFeliCaが使えて、ブラウザが動いて、電話がつながればいいやと言う感じで、ゲームで使うよりかは普段使い専用にこちらを購入。
ハイエンドじゃないので、ROG phone 2あたりと比べるとちょいちょい遅さにイラっとするときがありますが、仕方ないかな・・・
と言っても、早く操作してるようなときに無反応があるくらいで普段使いで困るような遅さはありません。
(間違って画面遷移した際に、先走って操作をした時に画面描画が終わっておらず空ぶりする、みたいな・・・)

因みに、すごい紛らわしいのが、aquos sense4に積んでいるSoCの「Snapdragon 720G」。
近い型番の「730G」と比べて「720G」は数字が小さいので、性能は730Gの方がいいのかと思ってしまいそうですが、おそらく逆。
「720G」の方が後発のSoCなので、総合的に見て「730G」より「720G」の方が少々上の性能のはず。
(若干位置づけが違うので全て勝っているかはわからないですが・・・)

感覚的なゲーミング性能はXperia XZ1 Premium(Snapdragon 835)に近い性能はある気がします。

・Beoplay H95
Bang&Olufsen(B&O)の95周年ご祝儀記念モデルのヘッドホンです。
B&Wの新しいモデルも出てたのですが、PX7の新色追加という感じだったので食指がそそられず。
口コミなどで、B&OはB&Wとだいぶ傾向が違う音を出す感じだったので少々気になってたところ、なんだか琴線に触れるモデルが出てきてしまい、ほぼ衝動的に購入。

と言っても・・・お値段異常なので、買う気満々でお店にまで行ってもしばらく悩みました。
同じB&Oの「Beoplay H9 3rd Gen」と「Beoplay H4 2nd Gen」も置いてあったので、聞き比べて違いが認識できなかったらこっちにしようかな?と、思い切り心が揺らぎつつ視聴してしまいました。(注:素人耳)

お安い順に「H4 2nd Gen」を聞いてみると…案外よいではないかと思うものの、なんだか全体的に一皮被った音。
こんな感じの音ならB&O買わなくていいかな?と若干がっかりしながら次の機種へ。
「H9 3rd Gen」を聞いてみると…あれ!?
「H4 2nd Gen」と「H9 3rd Gen」の違いは圧倒的でした。
下位モデルと上位モデルなので当然と言えば当然なのですが、初めのがっかり感は消し飛ばしてくれました。
正直なところ、これだけ綺麗な音を出してくれるとは思ってなかったです。
「H4 2nd Gen」だって普通の人には高い機種のはずなのに、なぜにこんなに違うのか。
B&Wの「PX7」も「H4 2nd Gen」も音が悪いわけでないですが、澄んだ音という意味では「H9 3rd Gen」はこれまで使ってきたイヤホン・ヘッドホン含めて一番に感じます。

そして「H9 3rd Gen」で衝撃を受けた後に、本命の「H95」を聞いてしまいました。
そりゃあ音はいいです。
が、自分の耳では「H9 3rd Gen」と「H95」を比べてどちらが音がいいかと言われると…
判別できない気がします。
確かに音の違いはありますが、単にイコライザ設定の違いなのか、純粋にヘッドホン性能で違うのかわかりませんでした・・・
「H95」の方が音が広くなっている様に思えますが・・・単にハウジングの違い?という感じ。

1時間近く悩み…かなり「H9 3rd Gen」でいいのでは?という気持ちに傾きつつも、最終的に使い分けを考えて「H95」をお買い上げです。
「PX7」持っていなければ、おそらく「H9 3rd Gen」を買った気がします。
音質というよか、音の広さで決めた感じです。
「PX7」「H9 3rd Gen」「H95」の三つで比較すると、「H9 3rd Gen」の立ち位置が中途半端でした。
「PX7」は響いて聞こえるものの、結構狭く聞こえる印象があります。
「H9 3rd Gen」はかなり広く聞こえるものの、「H95」と比べるとちょっと狭い。
であれば、狭いの持ってるなら一番広いの買おう、というそれだけの判断。
「H9 3rd」にaptX Adaptiveつけてちょっとハウジング買えただけでこの値段…?とか買って後悔してないです。
「PX7」ではEDM系を聞き、「H95」ではクラシック、他は気分みたいな使い分けでいこうかなと。

・ミリシタ
折角なので、新しく買った以上2つでミリシタしてみました。

まずは、aptX Adaptiveの挙動。
aviotのaptX adaptive対応イヤホンが、なぜか低遅延モードになってくれなかったので、果たして「H95」はどうなのか思って試しましたが、そこについては何の問題もありませんでした。
音楽プレイヤーで使うときには音質優先モードになり、ミリシタを起動するとしっかり低遅延モードに切替わってくれます。
「aptX adaptive」自体、SDM855では完全体ではなかったので、そのせいかもしれません。
ただ、SDM865以降のSoCではうまく動作してくれるのか、aviotの物づくりが悪いのかはちょっとわかりません。
(お風呂での過酷な使い方の影響で「TE-D01gv」がお亡くなりになったので確認できず・・・。)
1点気にすべきは、プレイヤー系のアプリを起動したままゲームを動かすと、音質優先モードのままになるかもしれません。
切替わらない場合は、一通りアプリを落とした後に、ゲームを起動した方がよさそうです。
それで8割がた大丈夫な気がします…。
また、接続している状態も低遅延・音質優先のどちらになっているかも明示してくれるので、状態も確認しやすくなっています。

実際にプレイした感じ、前述したSDM835に近い性能はありそうなで、結構動きます。
多分、5人ライブでプレイするなら、ギリギリ普通に遊べる気がします。
もちろん、ROG phone2やXperia1と比べると性能は落ちますし、SDM845以降の上位機種とは比べられるものではありません。

5人ライブ・最高画質・タップ音無し・H95低遅延接続・タイミング調整0でこんな感じ。(自分の場合タイミングは-1か0か悩む位)

グレ20は自分的に結構十分。

13人ライブも最高画質で普通にプレイできそうですが、処理落ちするときがあります。
39人ライブを最高画質でプレイするとノーツはカックカクですが、一応フルコンはできるくらいは動きます。

720Gがadaptive完全対応だと買ってから気づいたくらいの衝動買いでしたが、案外いい買い物になりました。
普段使う機種としては電池もちが良い分、Xperia1より上か?と思うくらい。
がっつりゲームしない人や、複数台持ちのサブ機には良い機種かも。

「ヴィヴァルディ ”四季” (イ・ムジチ)」を聞きながら

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